消費材 de 食事パン-全粒粉入り! vol.46

【 完成すると… 】
*写真用意してる最中です。すみません…

 

【 めやすの材料 】(10個分)

_強力粉 200g
_全粒粉タイプ小麦粉 80g
_水(牛乳でもOK)~寒い日には人肌にあたためて。 180cc
_素精糖 大さじ1.5~2くらい
_ドライイースト 小さじ1
_マーガリン(バター、できれば無塩) 20g
_真塩 小さじ0.5~1
_(必要があれば)照り卵 少々

*生地がベタつく場合には、打ち粉が必要

分量はいつも、あくまでも目安です。

 

【 つくり方 】

(1)ボールに強力粉、全粒粉、素精糖、真塩、イースト、マーガリンの順で入れて、よくこねる。約10から15分程度、生地をブチぶちと切らないように、こねる。
両手の指先で生地をうすく伸ばして、きれいな薄い膜になるくらいまで。すぐに切れるようだとこね不足。
第一発酵は35℃で40分。ボールには油をひいて、生地をまとめて入れて、2倍くらいに膨らむまで、ゆっくりと時間をかける。
表面が乾燥しないように、ラップなどで密閉する。

(2)生地全体をぐっとこぶしで押し付けてガス抜きし、10等分に丸め10分間休ませる。
生地はちぎらずに、包丁やスケッパーでスパッと切る。ぼそぼその食感にならないように!
このベンチタイムを取ることで、生地ののびがよくなる。

(3)もう一度丸め直して、膨らむ間隔を十分に取ってから天板に並べる。
第二次発酵は35℃で40分。
このときも表面の乾燥を防ぐために濡らした清潔な布などをかけておく。

(4)あらかじめ190℃に温めておいたオーブンで15分焼く。
ガスのコンベックオーブンならば、180℃で13分程度焼く。

 

【 コツ&メモ 】

*全粒粉の割合は、比較的自由に変えてもOK.ただし、生地がべたつくので、打ち粉を調整するか、最初に入れる水分を少々少なめにするなど。

*スケッパーは必需品。パン作りを始めたい人はぜひお求めを。

*1次発酵まできちんと上手く行き、2次発酵が済んだ時点で最初の生地の2倍程度に膨らんでいれば、焼き終わった後の翌日でも、ふんわりしたままになる。もちろん、冷凍保存もOK.

*慣れるまで何回かは作らなければならないけれども、本格的なものでない限りは、手軽に作れます。
特にアレルギーを気にする方や糖分などを控えたい方は、手作りがおすすめ。
一つのパンでも、手作りの物だと腹持ちが全然違います。

*生活クラブの粉は、良質だと気が付くのがパン作り。古いかおりがせず、飽きがこないのが嬉しい!

消費材 de 三色ソーダブレッド vol.46

【 完成すると… 】
*写真用意してる最中です。すみません…

 

【 めやすの材料 】(「いなかパン」中1個分くらい)

_小麦粉(薄力タイプ) 250g
*ココアや抹茶を入れるときは10g程度減らす
(基本は薄力粉で、2割くらいまでなら薄力粉以外の粉類でもふくらむ。
全粒粉、強力粉、小麦粉、きな粉、米粉など。食感はそれぞれで異なる。)

○みどりいろ: 抹茶、ほうれん草(茹でて刻むかパウダー)、よもぎ等 大さじ山盛り1
○チョコレートいろ: ココアパウダー 等 大さじ山盛り1

_重曹 小さじ1/4~1/2
(重曹は多すぎると苦味が強くなるので、調整して!!)
_真塩 小さじ1/4~1/2
塩気が強い方が、食べやすいかも。
_水 150cc
(ソーダ水に変えてもOK.砂糖が入って甘くなり、ふっくら感が増す)
_食酢 または 醸造酢 または レモン果汁 大さじ2くらい
_(お好みで)ナッツ類なんでも アーモンド、くるみ、落花生、レーズン、プルーン、いちじく等

分量はいつも、あくまでも目安です。

 

【 つくり方 】

(1)オーブンは190℃30分にセット。粉類と塩・重曹は振るうか、ビニール袋に入れてシェイクするか、一つのボールに入れて泡だて器でぐるぐるまぜる。
とにかく、ダマをとり、たっぷり空気を含ませるのがポイント。
水と酢(ソーダ水)などの液体類も、別に混ぜておく。
アーモンドやくるみ、落花生などは、軽く刻んで200℃で1分くらいローストする。フライパンで乾煎りでもOK。
天板には、オーブンシートを敷いておくか、なたね油をぬっておく。

(2)粉類ボールに液体類を注ぎ、ヘラでさっくりと混ぜる。こねすぎると、食感がかたくなるので、極めてさっくりでOK。白っぽい粉が残っているくらいで問題なし。
ナッツ類を入れて、軽くまぜておしまい。

(3)天板に(2)をすべて乗せて、「いなかパン」のような感じで形をととのえる。

(4)水でぬらした包丁、スケッパーやキッチンばさみで、放射状に線を軽く入れて(カットする必要はない)、オーブンで焼く。
後から意外に美しくちぎれるようになるし、火の通りがよくなるので忘れないで。

(5)30分経過したら、中身が焼けているかをチェック。

 

【 コツ&メモ 】

*焼きあがったら、なるべく早く召し上がってください。
冷えると美味しくないので、軽くあたため直すとよい。
ごく薄くスライスした後に、魚焼き器で焼き、ジャムなどをのせる手も。

*酸とアルカリの中和反応を利用したパンなので、酢(酸)を重曹(アルカリ)に触れさせた時点で反応が進みます。
なので、手早さが大事。下準備だけはがんばって♪

できるかぎり!消費材 de 桜餅 vol.45

【 完成すると… 】
*写真用意してる最中です。すみません…

 

【 めやすの材料 】(小さめ 約20個分)

_白玉粉 大さじ2/3
_小麦粉 80g
_水 150㏄
_はちみつ 小さじ1
_素精糖 小さじ1 もしくは ビートグラニュー糖 小さじ1
(素精糖とグラニュー糖は色の仕上がりが違ってくるが、お好みで)
_塩漬け桜の葉 20枚
(ぬるま湯かうすい食塩水に入れて塩抜き)
_あん 240g

 

分量はいつも、あくまでも目安です。

 

【 つくり方 】

(1)白玉粉に水を少しずつ入れ、手でまぜてなじませる。
白玉粉はダマになりやすいので、最初にくだくとよい。

(2)はちみつと素精糖を入れて溶かす。
ふるった小麦粉を一度に入れて、泡だて器でよく混ぜる。

(3)20~30分、(2)のたねをねかす。
その間に、あんをたわら型にととのえておく。

(4)低温のホットプレートに、大さじ1程度のたねを楕円形に広げる。もちろん、フライパンでもOK.
できる限りうすくのばすのがコツ!!
表面が乾いてきたら、皿に取って荒熱を取り、たわら型にしたあんをのせ巻く。

 

【 コツ&メモ 】

*小麦粉に代えて、米粉を使うこともできます。米粉だと、もちっとした食感になります。

*白玉粉はもち米から、上新粉はうるち米から作ります。

*こちらのレシピは、先輩組合員さんからの直伝!
桜餅は「店で買うもの」(もちろん買っても良いのですが)という意識から、「自分でも作れるもの」という意識に変わります!(^^)!

*塩漬け桜の葉は、市販品を使います。実家の桜の木で自作…できるかな~。。おじいちゃんおばあちゃんに、ぜひ昔どうしていたかを聴いてみて教えてください!
その後…
実家の桜の木の若葉で(消毒していません)、塩漬けを作ってみました。丁寧に洗った後に、軽く茹でて3%程度の塩に漬けこみます。
数日ではえぐみが残っていますので、やはり2週間以上、長期にわたって漬けこんでいくことでアクが抜けるようです。
大島桜が本式のようですが、とにかくそうでなくともできます。(小ぶりですが)
葉を茹でたときに、強い桜餅の香がしたので、「そうか!桜の葉が桜餅の香だったのか!」と、物凄く当たり前のことを身をもって実感したのでした。

*食紅や紅麹を使うと色が出せますが、あえて入れていません。
その代わりに…
梅干しを刻んで入れてみました。粒つぶ感がのこりますが、確かに色はほんのりピンクに色づきます。
でも、やはり天然のものは色が飛びやすいもの。特に加熱すると飛んでしまいます。
次に作るときには、どんな工夫をすればよいのかな~と、考えるのもまた楽しみです。

*地方によって、餅にも様々違いがあるようです。米どころでは圧倒的に笹巻、柏の木があるところでは柏餅…など。包むものも柿の葉や笹等、地域にあるものが活かされていたようです。
きちんと調べれば、餅の文化だけでも論文が書けそうな感じがします。でも、どんどん商業化され、あるいはどんどん失われているのだろうなと思います…