イタリアに遊びに行って、一体何をしてんのよ?と聞かれることも多いわけですが…
「名もないこと」です。
目的があって行くこともありますが、あえて言うならば深呼吸しに。
冗談でなく。
今回は初めてアパートを借りて滞在。
近くにあるスーパーで買い物をして、お料理です。
このトマトソース、バンビーノUNOくんの作。
見た目はともかく、なかなかの美味しさ。
Saronnoの教会前で買い求めたビオオレンジ。
おじちゃんらが、おしゃべりしまくっている中で、タイミング見て買う感じ。
本当に彼らはおしゃべりが大好き。
ニョッキにエシャロット。これはpuntoというスーパーで。
店の人は、ニョッキを買おうとしたら、チーズはあるの?と聞いてきて、ゴルゴンゾーラを使った作り方を教えてくれました。
イタリアの買い物の楽しさは、とにかくおしゃべり。
マニュアルから解放されている自由な世界です。
特に楽しかったのは、ビオスーパー。
Bio c’ Bonという、パリ発のお店でした。麻布十番にもありました。
https://www.bio-c-bon.jp/
「bio c bon milano」で検索すると、結構あるーー。
私が通ったのは、ジョバンニ通りVia Giovanniにある店舗。
量り売りに、完全な紙袋。
よくやり方が分からないでいたら、もちろん手助けしてくれるイタリア人のシニョリーナ♪
不自然にシャキッとさせたりもしないので、なんというか、買い手は緊張しません。
お店の様子はこんな感じです。
日本だと「不潔」とか言われそうですが、全然そんなことないと思います。
結局袋に入れるわけですが、ちょっと前の日本でもこうだったのではないのかなと。
キッチン周り、洗濯用品も、まー、なんというか統一感があります。
アパート生活だと洗濯も自分ですが、香りも自然で、一歩先を行っている感じ。
でも、日本にも素晴らしいメーカーがあるはず。ちょっとした工夫で利用者が増えると良いなと思います。
ひいきしすぎなのはご勘弁いただきたいのですが、綿100%の洋服は、石けんで洗うと風になびきながら喜んでいる感じがしてしまう。。
そして、瓶、瓶、瓶。
蜂蜜の重さが半端ない…!!
しかしそこはbioスーパー、徹底しています。
これからデポーを作る埼玉のみなさんに、ぜひ視察に行って欲しいお店です。
例えば、ミラノのポルタヌオーバのお店。
http://www.bio-c-bon.eu/it/nos_magasins/bio-c-bon-porta-nuova
ピアーヴェのお店。
http://www.bio-c-bon.eu/it/nos_magasins/bio-c-bon-piave
モンテネーロのお店。
http://www.bio-c-bon.eu/it/nos_magasins/bio-c-bon-monte-nero
パリのお店。
http://www.bio-c-bon.eu/fr/nos_magasins/bio-c-bon-paris-reaumur
FBはこんな感じ。
https://www.facebook.com/Bio-c-Bon-Italia-718193404859017/
ローマで街を歩いている時も、別のビオスーパーを見つけました。
次回はいつになるか未定ですが、次もかならず行くと思います。
ちなみに、ミラノでは、中央駅のキヨスクでも袋は有料。そして、その袋も土にもどるものでした。
店のディスプレーを見ていつも驚くのは、美意識の高さ。
街丸ごと美術館のようなところで生活しているのみならず、小さな頃から徹底して美術教育。
センスがある、水準が高いというのは、たゆまぬ努力だなと思い知らされます。
でも、本当に楽しいの。
日本もすごいところいっぱいあるのに、忘れられてしまっているような。
見つめ直す余裕があると良いですね。
あ、見つめ直すと余裕ができるのかも。