ライフプラン講座2022 振返り

各回10:00開始 11:30終了
Zoom 開催

1)2023/3/2:子育て世代の教育費
2) 3/6:生命保険/医療保険-我が家の保障
3)3/13: 主婦が働く時の社会保険と税金
2回目と3回目には運用のお話もプラス

生活クラブ千葉 ベイブロック経由でFPの会よりベテラン講師を派遣依頼。5名揃えば開催できる手軽な講座だが、内容はすこぶる良く、また少人数であるため、各人が質問する双方向なところも良い。

いくら計画していても、計画通りに行かないのが人生というもの。

毎年一定の定点観測のようにして、家計を改めて見直す時間があるのは貴重!

以下はダイジェストではなく、個人的な雑感。

1)2023/3/2:子育て世代の教育費

大事なのは「教育方針を定めること」

資金準備の方法は、参加者のお子さんの年齢によって様々だが、基本的には高校までは生活費から拠出するのがベターとのこと。

私学に行っても塾通いをするのが普通のようで、また、国公立校に入るのは、実は結構限られた門だということにも気が付いた。

留学や専門学校、資格のための経費、就職のための経費等、余裕を持って資金計画を立てておかないとならないと感じた。

教育ローンは借金。

子どもが大学卒業と同時に数百万の借金を背負うことになるが、アメリカとの大きな違いは、初任給。徹底的に勉強して実践力を身に付けたアメリカの学生は、即戦力として数千万を稼ぐので、借金もすぐに返済できるが、日本の場合には、どんなに優秀でも大手企業が横並び。今後は変わってくると期待したいし、大切な若いときに、これでもかというくらいに勉強する方が、その後の人生も変わってくるはず。

頑張れ!

そしてやはり、資金を支える側としては元気がいちばん!

教育イベント表作成を通じて見える、我が家の負担ピーク。そして、確実にやってくる老後(楽しい老後!)。これは、自分で手を動かして、想像力を働かせるからこそ、見えてくるもの。

我が子の将来を妄想できるうちは、幸せかも。。。

2) 3/6:生命保険/医療保険-我が家の保障

保険は、入ってないと不安…と漠然と感じているだけで、実際には、保険の内容を知らなかったりカバー範囲を全然理解してないことに気が付いて愕然。

家族構成や資産状況、生活スタイルも全然異なるので、やはり自分で考える以外に方法がないのだなと感じる。

お任せにすると、楽だが過不足が生じてしまう。

基礎になるのは貯蓄、という点に改めて納得。老後になれば、貯蓄も増え(理想だが)扶養する家族も大きくなって保障額を減らしても大丈夫。

意外にまとまった公的年金の保障もあり、社会制度の存在をありがたさも感じた。しかしながら、経済状況に左右され、今後の継続が懸念される公的年金。当てにしてよいものかどうか…

厚生年金の傷病手当(国民年金は、原則ないらしい…)、健康保険組合による付加給付等、知っておいて請求しないと給付を受けられないものも多く、保険に関しては、入りっぱなしではなく、担当者に聞いたり、自分で簡単に調べられる状態を確保しておくのが最も良さそうな感じがした。

3)3/13: 主婦が働く時の社会保険と税金

103万、130万、150万の壁と聞くが、その根拠は?一体、いくら稼いだら「損」をせずに済むのだろうか。

もはや扶養の範囲内という悠長なことを言っていられない時代になったと思うし、実際に平日開催のLP講座には、フルタイムの人は参加できないこともあり、手取り収入は大いに越したことはない!

住民税、所得税の課税がいくらからスタートするのかで、壁ができているということのよう。また、所得控除も、自分で該当するものがあるかどうかを調べないと、多く税金を支払うことになりそう。

地震保険や寄付金控除、確かに控除用の証明書が届いていたりしたが…

これらも、一箇所にまとめておくこと、クリアフォルダ一つで良いので、しっかりと保管しておくことからスタートした方が良さそう。

そして、住民税は高い!さらに副業は給与所得でない雑所得。

なので、消費税を払って、かつ住民税を払うと、それだけで20%!!やはり、税金の使い道に関心を持たないのは罪深い感じがした。

iDecoやNISAも制度が変更になり、より弾力的な運用枠が広がった模様。拠出時も運用時も給付時も、課税所得から引くことができるので、確かに有利に違いない。

「株高円安で儲けないのはXX」というような発言を政治家がしていたと記憶しているが、見よう見まねで大事な小遣い・資産を金融商品の購入に充てるのは、一般の人に響くのかな…という感じはしている。

ただやはり、金融に関しても保険に関しても、勉強は大事。よく知ること、よく調べること、関心を持つことが第一歩と思う。そして、算数・数学は、できるに越したことはない!利率の計算ができれば、ほんの数千〜数万円単位で増えて行くだけで、銀行に預けているのとは全く利率が違うプラスになる「可能性」があるのだから。

ライフプラン講座を開きたい場合

こちらのサイトから、生活クラブの情報を確認。
FPの会のプランナーが、特に主婦目線で話してくれること、無理な営業がないことが、大変気に入っています。

託児も付けられる本当に充実した内容。

私自身は、かれこれ10年以上続けているはず。

そして、長男が10ヶ月のときに、抱っこしながら誘われて参加したのが運命!
あのときの理事さんに、本当に感謝しています。

ライフプラン講座、お友達とでも開けます。
https://chiba.seikatsuclub.coop/news/detail.html?nid=0000045453

まとめ

金融や資産、ライフプランは、明確になると本当に将来不安が薄らぐ。なので、できれば、一度専門家に話を聞いたり、本などでじっくり勉強すると良いと思う。

クラブ・ラ・ヴィータBAYでは、また2023でも実施予定。

ある程度強制力があって、自分でも手を動かしながらプランニングできるのは、とても良い機会だと思う。家族との話し合いのとき、大変に重要な指針にもなるので、ぜひぜひご参加を!